「VISIT BUSAN PASS(ビジット釜山パス)」は、釜山(プサン)を訪れる外国人旅行者限定のお得な観光パスです。対象の観光アトラクションへ無料で入場できるほか、提携店での割引特典も受けられます。パスには「時間制」と「回数制」の2種類があり、有効期限のカウント方法にも少し特徴があります。本記事では、2026年9月時点の公式情報をもとに、4種類のパスの違いや有効期限のルール、さらに10月31日までの期間限定で実施されている再訪プロモーションについてまとめました。

ビジット釜山パス(VISIT BUSAN PASS)とは?外国人旅行者限定のお得な観光パス#
釜山日報の取材(2026年9月9日)によると、釜山を訪れた外国人旅行者を対象にした調査において、台湾からの旅行者には「VISIT BUSAN PASS」が広く認知されていた一方、日本人旅行者からは「その存在自体を知らなかった」という回答が多く寄せられました。
記事では、国や言語圏に合わせて情報発信を行うことが、再訪へつながると結んでいます。日本人旅行者にとっては、まだ知る人の少ないお得な観光パスです。
VISIT BUSAN PASSは、釜山のさまざまな観光スポットをお得に巡ることができる外国人旅行者限定の観光パスです。パスを提示するだけで対象の人気アトラクション34か所以上へ無料で入場できるほか、レストランやカフェ、ショッピング施設など150か所以上の提携先で割引特典が受けられます(2026年9月時点)。
公式の商品説明には「VISIT BUSAN PASSは外国人旅行者限定のサービスです。韓国籍の方はパスの購入・使用ができないため、提携施設で入場をお断りされる場合があります」と明記されています。韓国籍のご家族やご友人と一緒に旅行される場合、その方の分はパスを購入できませんのでご注意ください。
アトラクションの入場時に毎回パスポートの確認が行われるわけではありませんが、外国人旅行者限定のパスであるため、現地の方と間違われた際などにパスポートの提示を求められる場合があると、公式FAQで案内されています。利用する日は、パスポートをいつでも提示できるよう持ち歩いておくと安心です。
公式チャンネルでは、VISIT BUSAN PASSのPR動画も公開されています。
▲ 公式チャンネル「VISIT BUSAN」のPR動画(2023年公開)。料金や対象施設の最新情報は本文と公式サイトをご覧ください。
4種類の料金と選び方は?時間制と回数制の違い#
パスは4種類あり、時間内なら回り放題の「時間制」と、施設の数で選ぶ「回数制」に分かれます。価格は2026年9月時点で公式サイトに表示されているものです。
| 種類 | 価格 | 内容 |
|---|---|---|
| 24時間パス | 55,000ウォン | 最初の無料入場から24時間、対象のアトラクションを回り放題 |
| 48時間パス | 85,000ウォン | 最初の無料入場から48時間、対象のアトラクションを回り放題 |
| BIG 3 | 45,000ウォン | Aグループから1か所+Bグループから2か所 |
| BIG 5 | 65,000ウォン | Aグループから2か所+Bグループから3か所 |
1日に何か所も回るなら「時間制」がぴったりです。滞在中に行きたいスポットだけに絞って回りたいなら「回数制」が向いています。なお、どちらのパスを利用する場合でも、各アトラクションの特典を使えるのは1回限りです。
回数制で選ぶAグループ(パープル)とBグループ(ブルー)の一覧は、BIG 3・BIG 5の商品ページに掲載されています。2026年9月時点でAグループが11か所、Bグループが22か所です。
- Aグループ(11か所):釜山シティツアー、釜山エックスザスカイ、ロッテワールド釜山、スパランド・センタムシティ、スカイラインリュージュ釜山など、釜山を代表する人気スポットが並びます。
- Bグループ(22か所):釜山タワー、海雲台海辺列車、松島海上ケーブルカー、松島竜宮吊橋、アルテミュージアム釜山、国立海洋博物館など、街歩きと合わせやすい施設がそろっています。
※参加アトラクションは予告なく変わることがあります。最新の一覧は公式サイトでご確認ください。
「モバイルパス」と「カードパス」の違い#
4種類のパスには、それぞれ「モバイルパス」と「カードパス」があり、価格は同じです。主な違いは、交通カード機能の有無と現地での受け取りの手間にあります。
- カードパス:実物のカードに交通カード機能が付いており、チャージすれば公共交通機関を利用できます。オンラインで購入した場合は、必ず先に受取場所で実物を受け取ってから、アトラクションを訪れてください。
- モバイルパス:受け取りは不要で、公式サイトやアプリで購入すればそのまま使えます。交通機能は付いていないため、交通カードとしてのチャージや利用はできません。
カードパスの交通カード機能は、普通の交通カードと同じです。韓国のすべての都市で市内バスや地下鉄、タクシーに使え、チャージは地下鉄の駅やコンビニで行います。カードが破損していなければ、パスの有効期間の前後も期限なく交通カードとして使えます。

イメージ画像(AI生成)
モバイルパスを使うときは、購入したサイトやアプリを開いてQRコードを提示します。スクリーンショットや印刷物、PDFファイルは使用できません。
なお、無料入場の対象施設では、カードパス・モバイルパスのどちらもチケット売り場での提示が必要です。実際の入場券に引き換える仕組みのため、長い列ができることもあります。時間に余裕をもって向かうと安心です。
有効期限はいつから?購入日・最初の入場・180日の3つの軸#
VISIT BUSAN PASSでいちばん迷いやすいのが、有効期限の数え方です。「購入した日」ではなく、「最初に無料アトラクションへ入場した時刻」から数えます。
- 購入日から1年間有効:すべてのパスは、購入日から1年以内に利用を開始する必要があります。
- 時間制は最初の入場から24時間/48時間:たとえば公式サイトの例によると、1月1日 午前9:00に24時間パスで1か所目の対象施設へ入場した場合、翌日1月2日 午前8:59まで利用可能です。48時間パスの場合は、1月3日 午前8:59まで有効となります。
- 回数制は最初の入場から180日間:BIG 3およびBIG 5は、最初の対象施設へ入場した日から180日間有効です。
なお、割引特典や交通機能は、パスの無料入場期間(24時間/48時間など)が経過した後でも引き続き利用可能です。たとえば、24時間パスの有効期限が切れた後でも、提携店の割引とカードパスの交通機能は引き続き利用できます。
キャンセル・払い戻しの条件#
キャンセルは、決済日から180日以内に申請が可能です。ただし、無料アトラクションを1回でも利用したり、交通カードをチャージ・使用した場合は、パスが有効化されたとみなされ、払い戻しができません。また、パスを紛失した場合の再発行や返金にも対応していません。
無料特典に含まれるのは基本入場料で、各アトラクションの有料施設や公演などは利用が制限される場合があります。予約が必要なアトラクションもあるため、行き先を決めたら個別の案内も見ておくと安心です。パスの割引特典は、ほかの割引特典と併用できません。
再訪プロモーションの条件は?2026年10月31日まで#
釜山をもう一度訪れる方に向けて、2026年7月28日から10月31日まで「Revisit Busan プロモーション」が実施されています。VISIT BUSAN PASSを購入した再訪問者は、Busan Payのリワードを受け取れます。
予算の範囲内で先着順に受け付けており、予算がなくなり次第、早期終了する場合があると公式に案内されています。リワードの金額は公式のお知らせに記載がないため、申請ページやカスタマーサポートでご確認ください。
申請は公式サイトの申請ページで、次の4つのステップに沿って進めます。ページ内の言語切り替えから日本語表示に変更できます(2026年9月時点)。
- 情報入力:VISIT BUSAN PASSの購入履歴を確認します。注文番号は公式サイトの購買履歴(My Orders)に記載されており、「RS0000123456」のような形式です。未使用、または有効化されていても有効期限を迎えていない注文が対象になります。
- 証明書類のアップロード:今回の旅行ではなく、以前に釜山を訪問した記録を提出します。
- アカウント認証:リワードを受け取るBusan Payのアカウントを認証します。
- 完了:申請が受け付けられます。
過去の釜山訪問を証明する書類として認められるのは、次の4種類です。
- 航空券のeチケット:釜山金海(キメ)空港および搭乗者の英文名表記があるもの
- ホテルの領収書またはバウチャー:釜山地域で決済したもの
- 出入国スタンプ:入国日とパスポートの氏名がわかるもの
- 釜山訪問時の写真:撮影日と人物識別情報がわかるもの
いずれの書類も、購入履歴の英文名・国籍と一致している必要があります。申請はBusan Pay ID 1つにつき1回、つまりお一人様1回のみで、1つの注文内に最大3個まで一緒に受け付けられ、個数に応じたリワードが支給されます。

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申請が承認されたあとは、その注文のキャンセルができません。申請ページにも、リワード支給の承認後は購入したVISIT BUSAN PASSのキャンセルおよび払い戻しができない、と表示されます。承認前にキャンセルを希望する場合は、メール(visitbusanpass@tourpass.kr)で連絡します。
オフライン販売所(現地)で購入した場合は、申請内容を記載して、同じメールアドレス宛に送ります。また、Busan Payは実物カードを受け取ることで、より多くの提携店舗で利用できます。公式サイトでも、指定された受取場所で実物カードを受け取ることをすすめています。
まとめ:受取場所と、出発前に決めておくこと#
カードパスをオンラインで購入した場合は、現地で実物を受け取ります。受取・販売場所は2026年9月時点で16か所あり、日本から釜山へ向かう際は、次の場所で受け取ると便利です。
- 金海国際空港:観光案内所(毎日10:00〜17:00 ※昼食12:00〜13:00、旧正月・秋夕当日は休業)、1階3番出口のWiFi弁当、1階4番出口の横のキオスク
- KTX釜山駅:2階のVISIT BUSAN PASSカウンター(公式・年中無休 毎日09:00〜18:00)と、2階7番出口付近のキオスク
- ソウル経由で入る場合:仁川(インチョン)国際空港 第1・第2旅客ターミナルと、金浦(キンポ)空港国際線のWiFi弁当でも受け取れます

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モバイルパスを選ぶなら、現地の通信環境も欠かせません。QRコードはスクリーンショットが使えず、お店や窓口でその都度サイトやアプリを開いて提示する仕組みだからです。韓国大手キャリアKTの回線を使うKT eSIMなら、日本で事前に登録を済ませておけば、金海国際空港に着いた時点からデータ無制限で使えます。
KS-QEI(韓国品質満足度指数)NO.1をはじめとする「Triple NO.1」の回線を利用でき、設定や接続で困ったときは365日LINE(@ktjhelp)から日本語のサポートを受けられます。
釜山への行き方は大阪から船で釜山へ向かうクルーズフェリーの記事で、街歩きの合間に寄れるカフェは大型カフェ「オフコース」の記事で紹介しています。パスで回る施設と組み合わせて、釜山旅行の予定を立ててみてください。
出典・参考リンク(7件)
- VISIT BUSAN PASS 公式サイト — visitbusanpass.com(2026-09-16確認)
- VISIT BUSAN PASS 利用方法(公式) — ご利用方法ページ(2026-09-16確認)
- Revisit Busan プロモーション 公式お知らせ — お知らせ詳細(2026-09-16確認)
- Revisit Busan プロモーション 申請ページ(公式) — reVisitBusanPass(2026-09-16確認)
- VISIT BUSAN PASS 公式ガイドブック(日本語版PDF) — ガイドブックをダウンロード(2026-09-16確認)
- 釜山日報「비짓부산패스 빠삭한 대만 관광객·낯선 일본 관광객」(2026年9月9日) — busan.com(2026-09-16確認)
- VISIT BUSAN 公式YouTube — Your Busan trip starts with Visit Busan Pass!(2026-09-16確認)








