韓国・ソウルの12月は、月平均気温が平年値で0.2℃。朝の冷え込みは東京の真冬(1月)よりも厳しく、日中でも5℃に届かない日が続きます。旅行する時期と都市に合わせて、「東京の冬服に何を足すか」を考えると、服装を決めやすくなります。
本記事では、時期別の服装の目安や持ち物、12月の旅行で気をつけたいことをまとめました。日暮れの早い冬の街歩きでも地図アプリを気兼ねなく使える、KT公式回線のデータ無制限(1日11GB、超過後も5Mbpsで利用可能)eSIMも紹介します。

12月の韓国はどのくらい寒い? ソウル・釜山・東京の気温を比べる#
韓国気象庁(KMA)が公表している平年値(1991〜2020年の平均)によると、12月のソウルは平均最高気温が4.2℃、平均最低気温が-3.4℃です。日本の気象庁が公表している東京の1月の平均最低気温は1.2℃なので、ソウルの12月の朝は東京の1月の朝よりも冷え込みます。
南部の釜山(プサン)と東京の12月の平年値も、下の表で比べてみましょう。
| 項目(12月の平年値) | ソウル | 釜山 | 東京 |
|---|---|---|---|
| 月平均気温 | 0.2℃ | 5.8℃ | 7.7℃ |
| 平均最高気温 | 4.2℃ | 10.4℃ | 12.0℃ |
| 平均最低気温 | -3.4℃ | 2.0℃ | 3.8℃ |
| 月間降水量 | 22.6mm | 33.8mm | 57.9mm |
| 平均相対湿度 | 57.8% | 48.1% | 56% |
| 日照時間(月合計) | 162.9時間 | 205.6時間 | 174.4時間 |
| 平均風速 | 2.3m/s | 3.3m/s | 2.6m/s |
出典:韓国気象庁・日本の気象庁の平年値(1991〜2020年の平均)。ソウルは中心部の鍾路(チョンノ)区、釜山は市内の観測地点の値で、海辺の観測値ではありません
12月の月平均気温は、ソウルが東京より7.5℃低く、釜山も東京より1.9℃低くなっています。「韓国の南は東京と同じくらい」と考えていると、釜山でも少し肌寒く感じるかもしれません。
前後の月と比べると、12月に一気に寒くなることがわかります。ソウルの月平均気温は11月の7.5℃から12月には0.2℃へ、ひと月で7.3℃下がります。
| 月平均気温(平均最低気温) | 11月 | 12月 | 1月 |
|---|---|---|---|
| ソウル | 7.5℃(3.5℃) | 0.2℃(-3.4℃) | -1.9℃(-5.5℃) |
| 釜山 | 11.9℃(8.3℃) | 5.8℃(2.0℃) | 3.6℃(-0.1℃) |
出典:韓国気象庁の平年値(1991〜2020年の平均)
11月下旬に旅行する方は、シリーズの『韓国11月の気温と服装|平均7.5℃、上旬と下旬でアウターを替える』もあわせてご覧ください。年末年始をまたぐ旅行なら、1月のソウルは平均気温が-1.9℃とさらに下がることも覚えておくと安心です。
上旬・中旬・下旬で変わる12月の気温と服装#
同じ12月でも、上旬と下旬では寒さが違います。韓国気象庁が公表する上旬・中旬・下旬の平年値を見ると、ソウルの平均気温は上旬の1.8℃から中旬には-0.2℃へと下がり、中旬からは平均気温も氷点下になります。
| 時期 | ソウル 平均気温(最高/最低) | 釜山 平均気温(最高/最低) |
|---|---|---|
| 12月上旬 | 1.8℃(5.8℃/-1.9℃) | 7.2℃(11.7℃/3.4℃) |
| 12月中旬 | -0.2℃(3.7℃/-3.8℃) | 5.4℃(10.0℃/1.7℃) |
| 12月下旬 | -0.8℃(3.2℃/-4.4℃) | 4.8℃(9.5℃/1.1℃) |
出典:韓国気象庁の旬別平年値(1991〜2020年の平均)
上旬:厚手のコートに、手袋とマフラーを足す#
12月上旬のソウルの気温は、平均最高気温5.8℃、平均最低気温-1.9℃。日中も5℃台までしか上がらず、朝晩はすでに氷点下です。
厚手のウールコートかショート丈のダウンに、ニットを合わせるとよいでしょう。東京の冬の装いに、マフラーと手袋を足しておくと、朝の移動や夜の街歩きも快適です。
中旬:ロング丈のダウンと保温インナーで本格的な冬支度を#
中旬になると、平均最高気温は3.7℃、平均最低気温は-3.8℃まで下がります。日中も気温が上がりにくくなるため、アウターは腰まわりまで覆うロング丈のダウンジャケットがおすすめです。
コートの下には保温性の高いインナーを重ね、ニット帽で頭と耳を覆えば、屋外で過ごす時間が長い日も寒さを和らげられます。

中旬以降のソウルは、ロング丈のダウンにニット帽と手袋をそろえた装いが目安です
下旬:足元とカイロで朝晩の冷え込みに備える#
下旬は平均最低気温が-4.4℃と、12月の中でいちばん冷え込む時期です。中旬と同じ服装を基本に、厚手の靴下やカイロで足元とおなかを温めると快適です。
雪や路面の凍結に備えて、滑りにくい靴底のスニーカーやブーツを選ぶのがおすすめです。
室内との温度差は「脱ぎやすい重ね着」で調整#
地下鉄の車内やカフェ、百貨店などの室内は暖房が効いていて、厚着のままだと汗ばむこともあります。前開きのアウターやカーディガンなど、さっと脱いで手に持てる服を重ねておくと、屋外と室内を行き来しても体温を調節しやすくなります。
男性も基本の組み合わせは同じで、ダウンや厚手のウールコートに、ニット帽や手袋などの防寒小物を加えるのが目安です。季節ごとの着こなしは、『韓国旅行のコーデ完全ガイド|春夏秋冬・シーン別の服装と持ち物』でも紹介しています。
12月の韓国旅行に必要な持ち物リスト#
| 項目 | アイテム | 用途 |
|---|---|---|
| アウター | ダウンジャケット/厚手のウールコート | 上旬はコートでも可、中旬以降のソウルはダウンが目安 |
| 防寒小物 | ニット帽/耳当て/手袋/マフラー | 朝晩の氷点下の冷え込みと風よけに |
| インナー | 保温インナー/ニット | 屋外で長く過ごす日の重ね着に |
| 足元 | 滑りにくい靴底の靴/厚手の靴下 | 雪がちらつく日や、路面が凍った朝に |
| 保湿・保温 | リップクリーム/ハンドクリーム/カイロ | 乾いた冷たい空気の中を歩く日に |
| 通信 | KT公式回線の韓国eSIM+モバイルバッテリー | 地図や翻訳アプリを長く使う日に |

防寒小物と保湿アイテムは、出発前にまとめて準備しておくと安心です
釜山の12月はソウルより暖かい? 風と乾燥への備え#
12月の釜山の月平均気温は5.8℃で、ソウルより5.6℃高めです。ただし東京と比べると1.9℃低く、「東京の冬服のままで大丈夫」とまでは言えません。
釜山の冬で気をつけたいのは風です。韓国気象庁によると、釜山は冬に冷たい大陸の高気圧が張り出すと風が強く吹き、北西の風が目立ちます。12月の平均風速は3.3m/sと、ソウルや東京より強めです。風があるとさらに寒く感じるため、海沿いを歩くなら首元を覆うマフラーや、フード付きのアウターがあると安心です。

海沿いを歩く日は、首元の防寒が釜山の冬の大切なポイントです
また、12月の釜山は平均相対湿度が48.1%と空気が乾燥しており、日照時間は205.6時間と晴れの日が多めです。保湿アイテムは、ソウル以上に手放せません。
ソウルと釜山を両方巡るなら、ソウルの寒さを目安に服を選びましょう。釜山の12月下旬の平均最低気温(1.1℃)は、ソウルの11月下旬と同じ値です。服はソウルに合わせて用意し、釜山ではニット帽やインナーを脱いで調整すると、荷物をコンパクトにまとめられます。なお、釜山で雪を見ることはまれです。
秋の釜山を旅行する方は、『釜山の10月・11月の気温と服装|旅行時期で変わる重ね着の目安』で時期別の服装を紹介しています。
12月の韓国旅行で知っておきたいこと#
日の入りが早い:屋外の観光は明るいうちに#
12月のソウルや釜山は、17時過ぎには日が沈みます。日の出も7時過ぎ〜8時前と遅く、日が出ている時間は1年の中でも短めです(韓国天文研究院の日の出・日の入り計算による概算)。屋外の観光地は午前から昼過ぎに回り、夕方以降はカフェやショッピングなど室内の予定を入れると、冷え込む時間帯も快適に過ごせます。

冬のソウルは夕方になると早めに暗くなり、街の明かりがともり始めます
暗くなってからの移動や夜景巡りでは、地図アプリを開いている時間が長くなります。データ容量を気にせず使える韓国eSIMを用意しておくと、慣れない夜道でも行き先を確かめながら歩けます。
雪は「積もる」より「ちらつく」日が多い#
過去30年の平均では、12月のソウルで雨や雪が降る日は月に7〜8日ほど、雪がちらつく日は月6日ほどです。ここでの「雪の日」は雪が少しでも観測された日のことで、積もった日の数ではありません。ソウルの初雪は平年で11月20日ごろなので、12月は雪に出会う可能性がある時期と考えておくとよいでしょう。
一方、朝の最低気温が-12℃以下になるような強い寒波の日は、ソウルでも12月は平均1日未満です。冬の降水量も少なく、ソウルの12〜2月の降水量は年間の約5%にとどまります。12月は雨対策よりも、防寒と保湿を優先した荷物で問題ありません。
クリスマスは3連休:予約は早めに#
2026年のクリスマス(12月25日)は金曜日で韓国では祝日となるため、土日が休みの人にとっては12月25日(金)〜27日(日)の「3連休」となります。この日程で旅行するなら、ホテルや人気店の予約は早めに済ませておくと安心です。
また、例年12月上旬〜中旬には、ソウルの清渓川(チョンゲチョン)や釜山の光復路(クァンボクロ)などで冬の光のイベントが始まります。2026年の開催期間は、各公式サイトの発表をご確認ください。
3か月予報は「平年より高め」の見通し#
韓国気象庁の3か月予報(2026年9月23日発表)では、12月の全国の気温は平年より高くなる確率が50%とされています。ただし、一時的に強い寒気が流れ込み、気温が大きく下がる日もあるとしています。
この予報はあくまで確率で示されているため、平年値をもとに準備しつつ、出発の数日前に最新の天気予報も確認しておくと安心です。
まとめ:12月の韓国旅行によくある質問#
12月の韓国では、ソウルの平均気温が中旬から氷点下になり、東京の真冬よりも冷え込みます。旅行する時期と都市に合わせて、東京の冬服にダウンや防寒小物を加え、保湿アイテムも用意すれば、寒い日も快適に街歩きを楽しめます。12月以外の季節と比べて旅行時期を考えたい方は、『韓国旅行ベストシーズンはいつ?春夏秋冬の見どころ・服装・2026年イベント』も参考にしてみてください。
Q. 12月のソウルにダウンジャケットは必要ですか?
A. 中旬以降に旅行するなら、用意しておくのがおすすめです。
中旬からはソウルの平均気温が氷点下になり、下旬の平均最低気温は-4.4℃まで下がります。
Q. 12月上旬なら、ウールコートで足りますか?
A. 上旬なら、厚手のコートに手袋やマフラーを合わせるのが目安です。
上旬の平均気温は1.8℃、平均最低気温は-1.9℃なので、朝晩は防寒小物で寒さに備えるのがおすすめです。
Q. 12月のソウルで雪は積もりますか?
A. 積もる日よりも、ちらつく程度の日が多めです。
過去30年の平均では、雪が観測される日は月6日ほどです。路面の凍結に備えて、滑りにくい靴を選んでおくと安心です。
Q. 釜山は暖かいので、東京の冬服で大丈夫ですか?
A. 釜山はソウルより暖かいものの、平均気温は東京より1.9℃低めです。
風も強いため、東京の冬服に加えて、首元も暖かくしておくと快適です。
Q. 現地での通信はどうすればいいですか?
A. tt shop(KT Japanが運営)の韓国eSIMなら、日本で事前登録を済ませておけば、到着後は設定を切り替えるとすぐに使い始められます。
韓国KT公式回線を使ったプリペイドタイプで、KS-QEI(韓国品質満足度指数)をはじめとする「Triple NO.1」の評価を受けた回線です。設定で分からないことがあれば、LINE(@ktjhelp)で365日、日本語のサポートを受けられます。
出典・参考リンク(9件)
- 韓国気象庁 気候平年値(1991〜2020年/月別・旬別、ソウル・釜山) — data.kma.go.kr(2026-10-17確認)
- 気象庁 過去の気象データ 平年値(東京) — data.jma.go.jp(2026-10-17確認)
- 韓国気象庁 地域別気候特性(ソウル・釜山、季節観測の平年値) — weather.go.kr(2026-10-17確認)
- 韓国気象庁 降水日数(年別12月の値から1991〜2020年の平均を算出) — data.kma.go.kr(2026-10-17確認)
- 韓国気象庁 雪日数(年別12月の値から1991〜2020年の平均を算出) — data.kma.go.kr(2026-10-17確認)
- 韓国気象庁 寒波日数(年別12月の値から1991〜2020年の平均を算出) — data.kma.go.kr(2026-10-17確認)
- 韓国気象庁 3か月予報(2026年9月23日発表) — weather.go.kr(2026-10-17確認)
- 韓国天文研究院 日の出・日の入り時刻計算 — astro.kasi.re.kr(2026-10-17確認)
- 韓国宇宙航空庁 2026年 月暦要項 — kasa.go.kr(2026-10-17確認)








