景福宮(キョンボックン)の夜間特別観覧は、春と秋の年2回だけ開催される人気イベント。チケットは3,000ウォン、毎週火曜が休場。韓服を上下セットで着用すれば入場無料で、夜のライトアップされた宮殿を歩ける。本記事では2025〜2026年の日程、予約方法、仁寺洞・北村でおすすめの韓服レンタル店までまとめる。

ソウル・光化門の景福宮 勤政殿。夜間特別観覧は春と秋の限定開催。
景福宮 夜間特別観覧とは?2025-26年の開催スケジュール#
景福宮 夜間特別観覧(경복궁 야간관람)は、文化財庁・宮陵遺跡本部が主催する季節限定の特別公開イベント。普段は18:00で閉門する景福宮を、夜19:00から21:30(最終入場20:30)まで開放し、勤政殿・慶会楼・香遠亭などの主要殿閣をライトアップで照らす。
2025年は春に5月8日(木)〜6月15日(日)、秋に9月3日(水)〜9月28日(日)の二期で実施された。2026年も同様のスケジュールで春(4〜6月)・秋(9〜10月)の年2回開催が予定されている(公式発表は1〜2か月前)。
景福宮 夜間特別観覧 2025-26 開催概要#
開催時期: 春(4〜6月)/秋(9〜10月)の年2回
観覧時間: 19:00〜21:30(最終入場 20:30)
休場日: 毎週火曜日
料金: 3,000ウォン(韓服着用者は無料)
場所: 景福宮 興礼門(ソウル特別市 鍾路区 社稷路 161)
アクセス: 地下鉄3号線 景福宮駅5番出口 徒歩2分/5号線 光化門駅2番出口 徒歩10分
公式: 文化財庁 宮陵遺跡本部 royal.cha.go.kr
夏と冬は通常の昼間営業のみ(9:00〜18:00)で、夜間観覧は実施されない。ソウル滞在の日程が春か秋に重なるなら、最優先で組み込むべき観光となる。
景福宮 夜間観覧の予約方法は?#
チケットはオンライン予約と当日券の2系統で販売される。
オンラインは韓国人向けに Interpark、外国人向けに Interpark Global 経由で発売され、開催日の約2週間前に一気にリリースされる。開始からほぼ即完売するため、開始時刻ぴったりにアクセスできる回線と、クレジットカード情報を事前登録した複数アカウントの準備が現実的な攻略となる。
当日券は外国人観光客向けに1日約300枚が確保されており、興礼門前のチケット売り場で18:40から販売開始される。1人2枚まで購入可能で、パスポートなど身分証明書の提示が必要。
当日券を確実に取るための時間配分#
17:30 到着: 興礼門前の当日券列に並ぶ(春・秋の人気日は17:00着推奨)
18:00 列確定: 韓国国旗下の外国人専用列に整列
18:40 販売開始: パスポート提示、現金またはカード払い
19:00 入場: 興礼門から入場、勤政殿〜慶会楼〜香遠亭の順で散策
21:30 退場: 韓服のレンタル返却時間に注意
予約サイトは韓国時間で動くため、日本から申し込む場合はJSTとKSTの時差が無いことを確認の上、開始時刻10分前にはログイン状態にしておくのが定石。
韓服を着ると景福宮の夜間観覧が無料!条件と注意点#
景福宮の最大の特典が、韓服(ハンボク)着用での入場無料制度。これは夜間観覧だけでなく昼間の通常観覧(料金3,000ウォン)にも適用される、外国人にとって最も使い勝手の良い割引制度。
無料入場が認められる条件は以下の通り。
- 上衣(チョゴリ)と下衣(チマまたはパジ)の上下セットを着用していること
- 伝統的なシルエットを維持していること(Tシャツに韓服スカートだけはNG)
- 興礼門で身分証明書を提示し、対象者として確認を受けること
満6歳以下、満65歳以上、障害者手帳保持者も別途無料入場対象に含まれる。韓服のデザインは伝統韓服でも改良韓服(ファッション韓服)でも可で、最近主流の改良韓服も問題なく無料対象として認められる。

改良韓服でも上下セットを満たせば無料入場の対象となる。
韓服はどこでレンタルできる?#
景福宮周辺には50軒以上の韓服レンタル店があり、徒歩圏内で借りて当日返却できるのが標準スタイル。エリアは大きく仁寺洞(インサドン)と北村韓屋村(プクチョンハノクマウル)の2拠点に分かれる。
Oneday Hanbok(원데이한복)— 北村#
所在地: ソウル特別市 鍾路区 北村路5ガギル 19
料金: 4時間 18,000W〜/1日 23,000W〜/夜間延長 +5,000W
アクセス: 地下鉄3号線 安国駅2番出口 徒歩5分
営業時間: 9:00〜19:00(夜間プラン利用時は21:30まで)
特徴: 改良韓服のデザイン数が500種類超。日本語スタッフ常駐。
Hanboknam(한복남)— 安国/仁寺洞#
所在地: ソウル特別市 鍾路区 尹潽善キル 23
料金: 2時間 13,000W〜/4時間 17,000W〜/1日 22,000W〜
アクセス: 地下鉄3号線 安国駅1番出口 徒歩3分
営業時間: 9:00〜19:30
特徴: 伝統韓服ラインが豊富。ヘアアレンジ込みプランあり。
Gyeongbok Hanbok(경복한복)— 景福宮駅前#
所在地: ソウル特別市 鍾路区 社稷路 130 2F
料金: 2時間 12,000W〜/1日 25,000W〜
アクセス: 地下鉄3号線 景福宮駅3番出口 徒歩1分
営業時間: 9:00〜20:00
特徴: 景福宮まで徒歩1分。荷物無料預かりあり。
夜間観覧で利用する場合は、21:30の返却時間に間に合うプランを選ぶこと。多くの店舗は19:00で閉店するため、事前に夜間返却(21:30〜22:00)対応の有無を確認するのが安全。
夜間観覧の撮影スポットと服装のコツ#
夜の景福宮で最も写真映えする撮影スポットは以下の3か所。
- 勤政殿(クンジョンジョン) — 正殿の月台に立つと、背後の二層瓦屋根がライトアップで浮かび上がる
- 慶会楼(キョンフェル) — 池に映る朱塗りの楼閣がリフレクションで二重に見える夜景の象徴
- 香遠亭(ヒャンウォンジョン) — 蓮池に架かる橋と六角形の楼閣。人気の少ない奥のエリアで撮影向き
春・秋ともに夜は10〜15℃まで冷え込むため、韓服の下にヒートテックや薄手のインナーを仕込んでおくと2時間半の散策が快適。靴は韓服に合わせた花靴(コッシン)の貸し出しもあるが、長時間歩くなら持参のスニーカーで通す観光客も多い。
景福宮の韓服文化をもっと持ち帰りたい方は、韓服の香り袋(ノリゲ型香サシェ)の通販ガイドも合わせて参考にしてほしい。








