韓国の語学堂に1学期だけ通う、あるいは夏休みに数週間の語学研修へ行く。90日以内で終わる短期留学なら、日本にいる間に準備を終えられるプリペイドのKT公式eSIMが使いやすい選択肢です。60日・90日プランはデータ無制限(1日11GB+超過後5Mbps)に加えて韓国の010電話番号(着信・SMS受信対応)が付与されます。ここでは、料金と選び方を渡韓前にやることの順番に沿って整理しました(2026年9月時点)。

短期留学の通信は、何を基準に選べばいい?#
まず確認したいのは、滞在が90日以内に収まるかどうかです。日本国籍の方は90日以内の滞在であればビザが不要で、語学堂(オハクタン)の1学期=10週間のコースも、この期間内に収まります。授業の前後に数日の観光を加えても、90日の枠にはまだ余裕があります。
91日以上になると前提が変わります。D-4(語学研修)ビザが必要になり、入国後には外国人登録証の申請も必要です。学費や書類まで含めた費用の全体像は、韓国短期留学の費用ガイドで語学堂の公式資料をもとに整理しています。
通信の選び方も、この期間を境に変わります。90日以内なら、日本で購入して設定まで済ませられるプリペイドのeSIMだけで、滞在中の通信をまかなえます。半年以上の留学で現地の後払いプランを契約する場合は、Welcome 5Gのように外国人登録証の発行を待たずに契約できる回線が向いています。物理カードのUSIMについては長期留学USIMの記事で扱っていますが、90日以内の滞在であればeSIMだけで足ります。
60日・90日プランの料金はいくら?#
滞在が2か月前後の方に向けて、60日と90日のプランが用意されています。どちらもデータ無制限(1日11GB+超過後は5Mbps)で、韓国の010番号が標準で付いてきます。
| 項目 | 60日プラン | 90日プラン |
|---|---|---|
| 販売価格(税込) | 8,900円 | 11,500円 |
| 1日あたりの費用 | 約148円 | 約127円 |
| 利用可能時間 | 1,440時間 | 2,160時間 |
| データ通信 | 無制限(1日11GB+超過後は5Mbps) | 無制限(1日11GB+超過後は5Mbps) |
| 電話番号(010) | 標準付与(受信無料) | 標準付与(受信無料) |
1日あたりで見ると、60日プランが約148円、90日プランが約127円です。日数の長いプランほど、1日あたりの費用は下がります。滞在が2か月を超えるとわかっている場合は、短いプランを買い足すよりも、最初から長いプランを選ぶほうが費用の見通しを立てやすくなります。
利用するのは、韓国大手キャリアKTの直営回線です。日本での販売とサポートは、KT Japanが運営するttshopが担当しています。KTは、韓国品質満足度指数(KS-QEI)の品質評価に加え、通信エリアと割引特典を合わせた「Triple No.1」を掲げています。

滞在日数が決まったら、そこから逆算してプランを選びます。
010番号が付くと、留学生活の何が変わる?#
韓国では、日常のちょっとした場面で電話番号を求められます。たとえば、人気の食堂やカフェの順番待ち(ウェイティングシステム)の登録、配車アプリのSMS認証、語学堂のクラスや下宿の管理人からの連絡などです。どれも韓国の番号があるかどうかで、その場でできることが変わります。
60日・90日プランには、この「010」から始まる韓国の電話番号が標準で付いてきます。
データ通信は無制限です。1日あたり11GBまで高速通信が使え、万が一使い切った後も5Mbpsの速度が維持されます。授業の課題を調べながら翻訳アプリを開き、そのまま地図で下宿までの帰り道を確認するといった使い方でも、残りの容量を数える必要はありません。
購入から現地で使い始めるまでの流れは?#
手順は3つだけです。決済から設定までは日本にいる間に済ませられるため、韓国に着いてから必要なのは回線の切り替えだけです。
- プランを選んで決済する: 滞在日数に合わせて60日または90日を選び、オンラインで決済します。
- メールでQRコードを受け取る: 決済が完了すると、登録したメールアドレスへ設定用のQRコードが届きます。
- 日本で設定し、到着後に回線をオンにする: 出発前にeSIMを追加しておき、韓国に着いたら機内モードを解除して日本のSIMをオフ、KTの回線をオンに切り替えます。
日本で設定した時点では「アクティベートできません」といった案内が表示されますが、KT eSIMは韓国KTの回線のため、日本国内ではアクティベート(開通)されません。これは正常な動作で、韓国に到着すると自動的に開通します。画面ごとの手順はeSIMのワンタップ設定ガイドで確認できます。

設定は出発前に。到着後は回線を切り替えるだけで使えます。
申し込み前に確認しておきたいことは?#
プリペイドのeSIMには、一般的な契約プランとは異なる注意点がいくつかあります。申し込む前に、以下の点を確認しておくと安心です。
- eSIM対応の端末が必要です: 物理カードではなく端末内に書き込む方式のため、eSIMに対応した機種が必要です。ダイヤル画面で「*#06#」を入力し、EIDが表示されれば対応端末です。
- 購入から120日以内に開通してください: eSIMの有効期限は購入日から120日間です。出発の数週間前など、余裕を持って事前に購入しておいても期限内に収まるため、早めに渡韓準備を進めたい方でも安心です。
- 機種変更はできません: QRコードの登録は1回のみで、別の端末へ移し替えることはできません。
- 同一名義で複数のSIMは使えません: ご家族や友人の分もまとめて手配する場合は、それぞれ利用されるご本人の名義(パスポート情報)でお申し込みください。
- 一度利用登録を完了すると返金・キャンセルはできません: 滞在日数と端末の対応状況を先に確かめておくと安心です。

端末と期限の条件を先に確かめておくと、渡韓後の手続きが減ります。
よくある質問(韓国短期留学のeSIM)#
Q. 60日と90日、どちらを選べばいいですか?
迷ったときは、滞在日数より長いほうを選ぶと安心です!
利用可能時間は60日プランが1,440時間、90日プランが2,160時間です。授業期間だけでなく、入寮日や帰国前の数日も含めて、全日程が収まるほうを選びます。
Q. 日本にいる間に設定まで終わりますか?
はい、決済から設定まで日本で完了できます!
決済後すぐにQRコードがメールで届くので、出発の前日でも間に合います。設定時に表示される「アクティベートできません」という案内は、韓国KTの回線のため日本国内では開通しないという意味で、正常な動作です。
Q. 韓国の番号から電話をかけることもできますか?
受信は無料で、発信には別途チャージが必要です。
留学中の連絡はメッセージアプリで足りることがほとんどですが、不動産や病院など電話でのやり取りが必要な場面もあります。発信を使う予定があれば、あらかじめチャージの方法を確認しておきましょう。
Q. 滞在が91日を超えそうなときは?
91日以上の長期滞在になる場合は、現地の契約プランへ切り替えるのがおすすめです。
滞在が90日を超える場合はD-4ビザの取得と外国人登録証の申請が必要になるため、番号を変えずに使い続けられるWelcome 5Gのような後払いプランへ変更するのがスムーズです。
まとめ:滞在日数から逆算して選ぶ#
短期留学の通信手段は、滞在が90日以内かどうかでほぼ決まります。90日以内なら、日本で設定まで済ませられる60日・90日のプリペイドeSIMで足ります。90日を超えるなら、現地の後払いプランです。
プランを決めたら、あとは出発前にQRコードを読み込んでおくだけです。設定や接続で分からないことがあれば、365日いつでもLINE(@ktjhelp)から日本語で問い合わせられます。万が一現地でうまくつながらない場合でも、eSIMの設定(プロファイル)は削除せずに、まずはLINEからお気軽にご相談ください。








